生理は定期的に来るという人もいれば、1週間ズレたり2週間ズレたりと、不定期になってしまう人もいますよね。
「脱毛の予約を入れていた日に、たまたま生理がきてしまった」という場合、脱毛はできるのでしょうか?
全ての脱毛サロンがそうではないですが、生理中であってもVIO以外であれば施術ができる所もあります。
しかしVIO以外でも施術NGという厳しい条件のお店もあるので契約する際はしっかり確認しましょう。
今回は、生理中の疑問についてまとめました。
生理中のVIO脱毛は基本的にできない

基本的に、「生理中はVIO脱毛ができない」というサロン・クリニックがほとんどです。
理由としては、以下のような点が挙げられます。
- 脱毛機器が汚れてしまうため
- ベッドに血液が付着するため衛生上良くないため
- 肌がダメージを受けやすい状態になっているため
1.脱毛機器が汚れてしまうため

生理中にVIO脱毛を行うと、経血が脱毛機器についてしまい、機器が汚れてしまいます。
消毒もせずに使いまわしているわけではなく、一人脱毛が終わるごとにしっかり消毒されているので安心ではありますが、経血が付着するとなると話は別です。
衛生的に好ましくなく、なんとなくのイメージでもあまり良くありませんよね。
2.ベッドに血液が付着するため衛生上良くないため

また、生理中、特に2日目~3日目には経血の量が増えることもあって、ベッドに経血が付着しやすくなります。
生理中だけどワキならOKであったとしても、仰向けになって施術を受けるとなるとモレなどが心配になりますよね。
使用するベッドだけではなくタオルが汚れてしまうこともあり、感染症のリスクが高まります。
美容サロンやクリニックを選ぶときに衛生的で清潔感は重要になりますよね。
利用するマナーとして生理初日~3日目くらいの期間は避けるなど気持ち良く通うようにしましょう。
3.肌がダメージを受けやすい状態になっているため

生理中に脱毛をしない方がいい一番の理由は、肌が敏感になっているためダメージを受けやすい状態です。
その状態で脱毛をしても、刺激を受けやすく脱毛時の痛みも感じやすくなってしまいます。
場合によっては、炎症や肌荒れを起こしてしまうこともあるでしょう。
このようなことから、生理中のVIO脱毛はできないのです。
生理中でも脱毛できる箇所・部位はあるの?

では、生理中でも脱毛できる箇所・部位はあるのでしょうか。
生理中は、顔、腕、脚、背中、お腹、ワキなど、経血の漏れや感染症のリスクがない箇所であれば、基本的には脱毛が可能となっています。
ただし、生理中の脱毛についてどういった基準を設けているのかはサロンごとに異なるため、あらかじめ問い合わせておくことをおすすめします。
また、生理中や生理前にはホルモンバランスが乱れてしまうこともあります。
自分の身体と相談して、あまり無理のない脱毛ができるように調整してみてください。
生理とは関係のない部位の脱毛であっても、痛みを感じたり肌荒れを引き起こしたりする可能性がありますので、体調が優れない場合には、上半身の脱毛でも見送るほうがいいケースもあるのです。
いつなら脱毛しても大丈夫?

生理中や生理前の脱毛は、体調不良に繋がることもあるためあまりおすすめはできません。
一番ベストなタイミングとされているのは、生理後の1週間です。
生理が終わってからの1週間は、女性ホルモンの1つである「エストロゲン」が増えていき、肌のコラーゲン生成を促してくれます。
肌のコラーゲンが増えることで水分量が増え、照射時に光が浸透しやすくなって、脱毛効果が高くなるのです。
一番脱毛効果が期待できる時期であり、さらに肌へのダメージも軽減されやすい時期なので、生理後1週間を目安に予約を入れておくといいでしょう。
まとめ

いかがでしたか?予約の取りにくいサロンやクリニックの場合、せっかく取れた予約をキャンセルするのは辛いとは思いますが、生理中は脱毛を控えた方がいいことをわかっていただけたと思います。
脱毛でキレイになりたいと思っていたのに、肌トラブルが起こってしまうなんて悲しいでよね。
女性の体はとてもデリケートなので、生理周期を把握してベストなタイミングで脱毛に通えるようにしましょう!